- MacにRedisをインストールしたい
- homebrewでRedisを簡単インストール
今回はKey-Value型のデータベース「Redis」をhomebrewを使ってMacにインストールする方法について解説します。
実際の手順を順に追って説明していきますので、この通り行えば誰でもMacにRedisをインストールすることができます。
今回はMacにRedisをインストールして、CLIを使って値のSETとGETを行うところまでとなります。
Redisの詳しい使い方や設定については省略しますのでご了承ください。
- MacにHomebrewからRedisをインストールする方法
- Redisの起動・終了方法
- Redisクライアントを使った値の登録・取得方法
Homebrewをインストール
MacにRedisをインストールするのですが、今回はHomebrewを使用してインストールしますので、まずはHomebrewのインストールを済ませましょう。
すでにHomebrewがインストール済みで使用可能な場合は次項に進んでください。
MacにHomebrewがまだインストールされていない場合は、こちらの記事を参考にHomebrewをインストールして使用可能にしてください。
Homebrewがインストールできたら次はいよいよRedisのインストールです。
MacにHomebrewでRedisをインストール
それでは以下のbrewコマンドでRedisをインストールしましょう。
$ brew install redis
実際に実行すると以下のようなログが表示されます。
$ brew install redis
==> Downloading https://homebrew.bintray.com/bottles/redis-6.0.3.catalina.bottle.tar.gz
==> Downloading from https://akamai.bintray.com/69/697a7d23ed18368d613ed1ee98e3acff2ee25bf0a467fea7eba2bba2bf318358?__gda__=exp=1590558755~hmac=1b35110ed89d98abe73fba03494050d1f312b736b9856732d9765c4b7566d7a2&response-content-disposition=attachment%3Bfilename%3D%22redis-6
######################################################################## 100.0%
==> Pouring redis-6.0.3.catalina.bottle.tar.gz
==> Caveats
To have launchd start redis now and restart at login:
brew services start redis
Or, if you don't want/need a background service you can just run:
redis-server /usr/local/etc/redis.conf
==> Summary
🍺 /usr/local/Cellar/redis/6.0.3: 13 files, 3.7MB
これでMacにRedisがインストールされました。
Redisの公式サイトも一読しておくと良いとおみます。
Redisサーバーの起動・終了
Redisの起動
MacにRedisはインストールされましたが、まだ起動していませんので、以下のコマンドで起動します。
$ redis-server
or
$ redis-server /usr/local/etc/redis.conf
起動すると以下の起動ログが表示されます。
$ redis-server [~]
65472:C 27 May 2020 14:46:52.957 # oO0OoO0OoO0Oo Redis is starting oO0OoO0OoO0Oo
65472:C 27 May 2020 14:46:52.957 # Redis version=6.0.3, bits=64, commit=00000000, modified=0, pid=65472, just started
65472:C 27 May 2020 14:46:52.957 # Warning: no config file specified, using the default config. In order to specify a config file use redis-server /path/to/redis.conf
65472:M 27 May 2020 14:46:52.958 * Increased maximum number of open files to 10032 (it was originally set to 256).
_._
_.-``__ ''-._
_.-`` `. `_. ''-._ Redis 6.0.3 (00000000/0) 64 bit
.-`` .-```. ```\/ _.,_ ''-._
( ' , .-` | `, ) Running in standalone mode
|`-._`-...-` __...-.``-._|'` _.-'| Port: 6379
| `-._ `._ / _.-' | PID: 65472
`-._ `-._ `-./ _.-' _.-'
|`-._`-._ `-.__.-' _.-'_.-'|
| `-._`-._ _.-'_.-' | http://redis.io
`-._ `-._`-.__.-'_.-' _.-'
|`-._`-._ `-.__.-' _.-'_.-'|
| `-._`-._ _.-'_.-' |
`-._ `-._`-.__.-'_.-' _.-'
`-._ `-.__.-' _.-'
`-._ _.-'
`-.__.-'
65472:M 27 May 2020 14:46:52.960 # Server initialized
65472:M 27 May 2020 14:46:52.960 * Ready to accept connections
Redisの終了
起動したRedisを終了させるには、起動したターミナルでCrtl+Cで終了させます。
Ctrl + C
Redisクライアントから操作する
Redisサーバーが起動したら実際にRedisクライアントから接続して値の出し入れをしてみましょう。
redis-cliで接続する
redis-cliを使ってRedisに接続します。
$ redis-cli
127.0.0.1:6379>
SETで値を登録する
setコマンドを使って値を登録してみましょう。
127.0.0.1:6379> set 123 hogehoge
OK
これでkey:123にvalue:hogehogeが登録されました。
GETで値を取得する
getコマンドを使って値を取得してみましょう
127.0.0.1:6379> get 123
"hogehoge"
get keyで先ほど登録した値が取得できました。
DELで値を削除する
delコマンドで登録した値を削除してみます。
127.0.0.1:6379> del 123
(integer) 1
127.0.0.1:6379> get 123
(nil)
正常に削除されましたので、keyを指定してgetしてもnilが返却されます。
Redisクライアントを終了する
redis-cliを終了するにはexitコマンドで終了できます。
127.0.0.1:6379> exit
データ保存してRedisサーバーを終了する
redisサーバーにデータを保存した状態でredisを終了させるにはredis-cliからshutdownコマンドを実行します。
127.0.0.1:6379> shutdown
not connected>
これでRedisサーバーは終了され、登録した値は保存されています。
MacにRedisをインストールする方法まとめ
これでMacにHomebrewを使ってRedisをインストールし、redis-cliから値の登録や取得ができたと思います。
redisにはもっとたくさん便利な機能やコマンドがありますので、公式サイトのドキュメントや、コマンドがよくまとめてある参考サイトを貼っておきますので、一度みてみるといいと思います。
ちなみに、redis-cliはコマンド補完機能が秀逸です。
こんな感じで補完してくれるので感動しました!
これからRedisを試してみる人の少しでも参考になれば嬉しいです。
- MacにRedisをインストールするにはHomebrewコマンド[brew install redis]で1発完了
- redisに接続・操作はredis-cliから
- redis-cliの補完機能がスバラシィ
Redisの入門本なので一度読んでおくと理解が早くなること間違いなし!
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